「クラヴマガ」身の回りの物も利用する最強護身術 実戦では回りの物を利用するヒマはないw
ナイフを持った犯罪者の目的はいろいろあるが
次の2つに分類することも可能であろう
①金品や貞操が目的(強盗・強姦)
②命が身体的傷害が目的(殺人・傷害)
このうち、闘う必要があるのは、②の場面だけである。
①の場面は金なら渡して、貞操などくれてやればいい
内臓をぶちまけて苦しみながら死ぬ可能性があることを考えれば明白だ
相手より強力な武器(銃や相手の刃物より圧倒的に刃渡りが長い刃物)をすぐに取り出せればリスクが少ないので反撃してもいいだろう。
②の場面は、謝ってもカネを払っても許してくれない
闘うか逃げるしかない。
しかし、②の場面では護身術の教室のような闘いにはならない
②命が身体的傷害が目的(殺人・傷害)の場面では
背後から身体の真ん中を突き刺されて終わりだからだ。
当然、犯罪者は
ナイフを手に持って正面から襲ってなどこない
犯罪者ナイフを持っているが
それはフォールディングナイフかシースナイフでも
隠し持っているものだ。
ターゲットの様子を慎重に観察し
油断して背中を向けている場面で刃物を取り出し刺せばいい
相手に少しでも警戒の色がある場合にはまたの機会にすればいい
犯罪者が襲撃するには次の段階を踏むと考えられる
①犯罪者がターゲットを観察する段階
②隠し持ったナイフで刺そうと心に決めてターゲットの背後に近づく段階
③ナイフを取り出して刺す段階
この段階のうち、正当防衛として反撃できるのは
③の段階からである
犯罪者はターゲットが少しでも警戒していれば、
②から③に移行する前に中止することができる
また、弛緩しきったターゲットに対して
③をすることができれば、1秒くらいしかかからないだろう
②の段階でターゲットが周りの物を利用するそぶりなどあれば、
襲撃の意思を気付かれているのだからまたの機会にすればいい
この段階で、ターゲットが犯罪者に攻撃すれば、犯罪者とターゲットが社会的には入れ替わってしまう
以上から、格闘技は護身に使える
とは言ってもかなり限定的な場面なのである
ただし、打撃系格闘技、組技ともに
弱者を効果的に甚振るには非常に効果的である
どのような技がどのくらい痛いのかよくわかるし
抵抗力のほとんどない格闘技術のない人間をいじめるのには非常に役に立つ
半グレグループがカタギをいじめるときには
格闘技の技術はとても便利に使われていることであろう