広瀬晃一容疑者(35) 19歳女子大生行方不明事件 【知らない人と会うなという助言が無意味なことについて】
1 知らない人と会うなという助言が無意味なことについて
>女子大生の父親は先週、「ネットやLINEで見知らぬ人と(会わないように)。その点は注意はしてたんですけど...」と話していた。
知らない人と会ってはいけないという助言は
10代後半の女性に対する助言としては無価値である
このような二者択一の助言は判断力の乏しい幼児に対してしか意味がない
どうしても知らない人と会いたいこともあるだろうし
会わないといけないこともあるだろう
10代後半の女性であれば、身近に適当な男性がいない場合
出会いのチャンスを広げるために、積極的に交友関係を広げるべき場合もあるだろう
そのような場合、どのような条件を満たせば身の安全を守れるか
身を守るための条件を助言しておくべきである
例えば、
①人が多い中核駅の駅ビル内の喫茶店で会う
→殺人目的ならこれでも殺されるかもしれないが、少なくとも強姦目的は達成が難しい。
②どのように言いくるめられても相手の車に乗らない
→相手の車に乗るということは監禁されても文句は言えない
③駅ビルを出て外についていくことはしない
→人通りが少ない場所に連れて行かれ拉致されるリスクがある
④万が一暴行されそうになったら大声で助けを求めること
→相手が状況判断ができない異常者だった場合のリスク回避
今どきの中核駅の駅と駅ビルには多数の防犯カメラがあり警察官も配備されている
そのような場所で無理やり、性犯罪をしようとする間抜けはほとんどいないだろう
いたとしても周囲の人間に制圧されて終わりだ
このような条件を守れば、誘拐や監禁のリスクを減らして
知らない人に会って交友関係を広げるメリットを享受することができるだろう
知らない人に会ってはいけないなどと
幼児にするような助言は、
年頃の娘にとっては、まさに何も助言していないのと同じである
見殺しにするも同然だ
世の中には悪意をもって強姦、わいせつ行為に及ぼうとする
鬼畜がいることも見越して適切な防犯アドバイスが必要になるのである
もちろん
娘にまともな判断力があることが前提だが
上述の①~④までを判断実行できると見えれば
知らない人に会ってはならない、などの無意味な助言はやめ
具体的な助言をしておくべきである
女性の自由を過度に制限し
女性が知らない人に会うこと自体を非難するのは不適切である
自由を享受しつつも身を守れる方法を助言することこそ親のつとめであろう。
犯罪に巻き込まれる女性が一人でも減ることを祈る。