【元プロボクサー、カラオケリモコンで元力士殴打 心肺停止で搬送され死亡】事件から学ぶ、なぜ護身術や護身のための格闘技が役に立たないか
世の中の暴力を使う犯罪者は
そもそも、狂暴で積極的に他人の命を奪い傷つけることに躊躇がない
それどころか暴力を楽しんで使う傾向がある
身体能力や運動神経にも恵まれ、この事件のように元プロ選手や格闘技を真剣にやりこんでいることも多い
格闘技をやる動機は合法的に他人を加害できるからで、
動機は不純であろうが強い
「元プロボクサーで元相撲取りを撲殺するような狂暴な相手」が護身術の相手になる
ところで、護身の手段として格闘技を学ぶ方はどうか
おそらく身体能力や運動能力は元プロボクサーの新人王に及ぶべくもないだろう
それどころか一般人の中でも平均的な能力かそれ以下かもしれない
そして、暴力に対する姿勢はどうか
せいぜい消極的に襲われたら身を守るためであろう
このような消極的な精神で積極的に他人への加害を楽しむために格闘技をやりこむ犯罪者側に勝てるのか
意気込みからして違うのである
防犯カメラが無ければ、バレなければ他人の身体を害し、暴力で支配しようと考え、必死に格闘技に打ち込む犯罪者グループ、暴力が好きなだけあって身体能力や運動神経にも恵まれていることも多い、暴力を使って他人を支配できればいいと思っている
これに対して、万が一の暴力に備えるために、護身術として格闘技を学ぼうとするグループ、暴力には忌避感が強く人を傷つけることを躊躇い、身体能力や運動神経も劣ることが多い、暴力行為まで及ばないで解決できればいいと思っている
「元プロボクサーで元相撲取りを撲殺するような狂暴な相手」
が相手になる以上、護身など成り立たない話だ
周りの物を使え?
むしろ犯罪者側の方が常日頃から暴力について考えているので、
周りの物を使うのにも長けている
この元プロボクサー、元相撲取りを倒すのに周りの物の使い方がすごく上手ではないか
実際に殺しているのであるから、周りの物の使い方もプロレベルだ
犯罪者に実力で対応しようなど、
こちらも犯罪者グループに分類されるような精神性と身体能力、運動神経に恵まれていない限り無理な話である