ヒグマに襲われたとみられる遺体の身元が判明 神奈川県横浜市に住む69歳の女性(北海道自然環境課)
事故当時、「北海道環境生活部環境局自然環境課」の公式ホームページでは、今回問題となった滝上側ルートが地図付きで堂々と紹介されておりました。
しかも「湿原には木道が設置されており安全に自然を堪能できます」と記載されていました。
土地勘がなく情報が少ない道外の方がこの北海道自然環境課のホームページを信じて滝上側コースをたどった可能性は十分に考えられます。
問題のホームページはその後修正され、対策会議で北海道自然環境課の職員が「なぜ滝上側ルートから入ったのか今となってはわからない」ととぼけた発言をするのはえげつないと思います。
北海道の自然を愛する方が、このような形で命を落とされ残念です。
お亡くなりになった女性の御冥福をお祈りいたします。
ちなみに浮島湿原周辺はヒグマが多く「安全に自然を堪能できる」場所ではないので、十分に気を付けてください。
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道が自然散策の名所を紹介するホームページには、浮島湿原への行き方として滝上町側からのルートが載っていました。
さらに、林道の入口にある国道273号には、浮島湿原に行けるという看板が設置されていました。
通行止めにも関わらず表示されたルート。
この標識は7月20日、管理していた開発局が撤去しました。
被害者の方が通られた所は、こういう状況だったようです。
この状況ならば、被害者の方が通ってしまっても仕方なかったと思います。
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