テラニートのブログ

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子どもが身を守れるように…「こども六法」出版 実体法だけで身を守れる?

headlines.yahoo.co.jp

創作物でよくある

ガリ勉が「殴るのは傷害罪だぞ」とか言い張ってるけど

そのまま殴られて泣き寝入りするシーン

 

実体法部分、とくに刑法各論なんて本能に基づいて悪とされる行為を類型化した規定が多いから、そんなもんは小学生でも高学年ならわかる

でもなぜ身を守れないか

それは実体を実現するための手続が分からないからだ

(そもそも、小学生同士の暴行など刑法が適用されないから民事の不法行為の話になるだろう。しかし、クソガキに不法行為と監督者の責任の概念を教えるのは骨が折れるだろう)

 

大人の世界だって同じ。

法律の結論の部分だけかじっていても実体を実現するための手続を知らなければ舐められて何の権利も実現できない

交通事故の被害者が保険会社にインターネットで調べた賠償基準を突き付けても、保険会社は一般人相手に裁判所基準で交渉に応じることはない。

弁護士が介入した場合に裁判所基準で交渉に応じてくるのは、弁護士が裁判で権利を実現する手続きを熟知しているからだ

傷害罪?

そんなものはみんな分かってる。

実際に告訴して捜査させて逮捕させて司法のレールに乗せることができる手続きを実現できないと舐められて終わりだ。

 

結局、ガキが子ども六法などで身に着けた知識を振りかざしても

子ども六法を取り上げられて子ども六法の角で殴られて終わりだろう(笑)

子どもの世界では半端な実体法の知識よりも

いじめっ子に目を付けられない立ち回りや、いじめっ子に一目置かれるような立ち回りが重要だ

ガリ勉ばかり続けて、役にも立たない修士課程に進むような頭の固い奴は、本質を見抜くことできないのだろう

だからこのような無意味な六法を出版する、それで子どもが救われるなどと本気で思うのだ。どう考えても、殴られた後に中途半端な実体法で身を守ろうとするよりも(どうせ守れないだろうが)、そういうポジションに追い込まれないようにする予防的な立ち回りの方が重要なのだ

 

小学生には意味の分からない六法よりも、

『まんがでわかるいじめられる側に回らない小学校のすごしかた』というような本の方が役に立つであろう

 

実体法などそれを実現するための手続法をセットで高いレベルで修得し、それなりの社会経験を積まなければうまく使いこなせるわけがない。

 

結局、相手の立場に立って何が本当に必要かを考えることができない

そういう空気が読めないところがいじめられる原因なのかもしれない